結論から言うと、女性からLINE交換を打診してきたからといって、100%業者とは断定できません。しかし、業者である場合がかなり多いのも現実です。
これに引っかかってしまい、お金を騙し取られてしまう男性はたくさんいます。
この記事では、女性からLINE交換を申し出てくる業者の特徴や見分け方を解説します。これを読むことで、あなたが騙されるリスクはゼロに等しくなります。
もくじ
「女性からLINE交換=業者」とは断定できない
女性からLINE交換を持ちかけてきたからといって、100%業者とは断定できません。
なぜなら、一般の女性も自分からLINE交換を持ちかけることがあるからです。
これは、あらゆる出会いの場において同じです。例えば、学校・職場・合コンなどでも、積極的な女性は自分からLINEを聞きます。
マッチングアプリにも、こうした女性は少なくありません。距離を縮めたいと感じた男性に対しては、進んでLINE交換を持ちかけるのです。
このように、積極的な一般女性もいることから、「LINE交換を持ちかけてくる=業者」と100%断定することはできません。
マッチングアプリで女性からのLINE交換を持ちかける業者の特徴
ただ、「LINE交換を持ちかけてくる女性のうち、業者率が極めて高い女性の特徴」は存在します。
具体的には、以下の3つです。
・プロフィールにLINEを掲載している
・1〜2通目のメッセージでLINE交換を持ちかけてくる
・プロフィールやメッセージに性的な表現がある
それぞれについて、ここから詳しく解説していきます。
プロフィールにLINE IDを掲載している
プロフィールにLINE IDを掲載している女性は、ほぼ100%業者であると断定できます。
例えば、次のようなものです。
LINEは、家族・友人・知人など、親しい相手とやり取りするのに使われるアプリです。このため、一般女性は「信頼できる」と判断した相手にしか教えません。
マッチングアプリのプロフィール上では、どんな男性が見ているか分かりません。このような場所に、堂々と掲載することはあり得ないのです。
このような理由から、プロフィールにLINEを掲載している女性は、ほぼ100%業者だと断定することができます。
1〜2通目でLINE交換を持ちかけてくる
1〜2通目でLINE交換を持ちかけてくる女性も、業者である確率が極めて高いです。
まず、1通目で持ちかけてくるのはほぼ100%業者です。なぜなら、まだ全くやり取りをしていないタイミングでの交換は、不自然だからです。
また、「2通目」で交換を持ちかけてくる場合も、業者率が極めて高いです。
多くのマッチングアプリでは、1通目のメッセージでのLINE交換が禁止されています。例えば、以下はあるアプリの規約の一部です。
上の画像で赤線を引いた部分には、次のように書かれています。
裏を返せば、最速で交換できるのが「2通目」ということです。業者にとっては、最も手っ取り早くLINEを聞き出せるタイミングです。
これらのタイミングでは、まだ信頼関係が深まっていません。それにも関わらず、一般女性が交換を持ちかけてくるには早すぎると言えます。

こうした理由から、マッチングから1〜2通目で女性からLINE交換を打診してくる場合、相手が業者である確率は非常に高いです。
プロフィールやメッセージに性的な表現がある
プロフィールやメッセージに性的な表現がある女性からLINE交換を打診されたら、相手は業者である確率が極めて高いです。
これを書いている僕も含めて、男はエロい生き物です。業者はそれを利用して、男性を釣ろうとするのです。
例えば、次のような相手です。「セフレになりたい」「Dカップ」「恥ずかしいことを楽しむ」など、性的な表現を含むプロフィールになっています。
確かにマッチングアプリには、エロい一般女性もいます。男性ほど多くはないものの、「ワンナイトがしたい」「セフレが欲しい」と考える女性もいるのです。
しかし、プロフィールやメッセージに、自ら堂々とこうしたことを書くことはありません。
したがって、プロフィールやメッセージに性的な表現を含む女性からLINE交換を打診されたら、相手は業者である確率が極めて高いです。
マッチングアプリで女性からLINE交換をしてくる業者の目的とは?
それでは、女性からLINE交換をしてくる業者に引っかかると、どのような危険が待っているのでしょうか。
これには、主に以下の3パターンがあります。
・外部の有料サイトへの誘導
・違法な風俗業者「援デリ」
・LINE IDの転売
・投資やネットワークビジネスの勧誘
ここからは、僕が明らかに業者らしき女性とLINEを交換してみて分かった、彼らの手口を詳しく紹介します。
外部の有料アプリへの誘導
女性からLINE交換をしてくる業者に多いのが、外部の有料アプリ(サイト)に誘導されるパターンです。
主な誘導先としては、以下のようなものがあります。
・別のマッチングアプリ
・ゲームアプリ
・ライブチャット
やり取りを進めていくと、「私はこっちのサイトにいるよ」と、URLを送信してきます。例えば、次のような感じです。
このとき、「このマッチングアプリを退会するので」「このマッチングアプリの調子が悪いから」などと、言葉巧みに誘導してきます。
しかし、指示通りに登録・課金をしても、その女性と会うことはできません。よって、あなたはお金を騙し取られるだけで終わります。

このように、マッチングアプリでLINE交換を打診してくる業者は、外部の有料アプリ(サイト)に誘導してくることが多いです。
違法な風俗業者「援デリ」
女性からLINE交換をしてくる業者には、「援デリ」と呼ばれる、違法な風俗業者も多いです。
援デリとは?
援助交際をする女性のフリをした、違法な風俗業者のこと。
「援助交際」という言葉と、ラブホテルに女性を派遣するタイプの風俗店である「デリバリーヘルス」という言葉が語源。
特に、プロフィールやメッセージに性的な表現を含む相手の場合、これに該当する確率が高いです。
LINE交換に応じると、以下のようにセックスと引き換えにお金を要求してきます。
このため、一見すると「援助交際をする一般女性」のように見えます。条件に応じれば、実際に風俗嬢と会うことも可能です。
ただし、マッチングアプリ上の写真とは全くの別人が現れます。10代のモデルのような美女のはずが、40代の太ったおばさんが現れることも多いです。
お金を渡せば、ホテルに行くこともできます。しかし、対応は終始無愛想です。手や口だけを使い、男性をなるべく早く射精させようとします。
被害にあった男性から話を聞くと、次のように語ります。
写真とは全く別人の、幅のデカい女性が現れました。とにかく「早くイケよ」オーラがすごかったです。
ホテルの滞在時間はわずか10分ほどでした。事前に要求されていた2万円に加え、交通費ということで5000円プラスで要求されました。
男性の支払った金額は、50%が女性側に、もう50%が違法店の経営者側に入る仕組みになっています。
援デリに騙されるなら、風俗店に行った方が遥かに良い思いができます。騙されることがないよう、気をつけてください。
このように、マッチングアプリで女性からLINE交換を打診してくる業者は、「援デリ」であることも多いです。
LINE IDの転売
女性から交換をしてくる業者には、あなたのLINE IDを他の業者に転売しようとする者もいます。
今やLINE IDは、電話番号やメールアドレスとも並ぶ立派な「個人情報」です。よって、高値で取り引きがされています。
被害にあってしまうと、見知らぬアカウントからの通知が届くようになります。例えば、次のような感じです。
ブロックしても、次々に他の業者からのメッセージが届くため、キリがなくなってしまうのです。
このように、マッチングアプリで女性からLINE交換をしてくる業者には、あなたのIDを他の業者に転売する者もいます。
投資やネットワークビジネスへの勧誘
女性からLINE交換をしてくる業者には、投資やネットワークビジネスなどに勧誘してくるタイプも多いです。
LINEで親密になってから、対面に誘導してきます。そこで、いきなりこれを仕掛けてくるわけです。
ただ、こうした話に乗っても、お金を損するだけで終わります。
そもそも、本当に良い商品やビジネスなのであれば、男性を騙すような形で勧誘しなくても会員が集まるはずです。
このように、マッチングアプリで女性からLINE交換を打診してくる業者は、投資やネットワークビジネスに勧誘してくることもあります。
マッチングアプリの業者がわざわざLINE交換をしようとするのはなぜ?
そもそもなぜ、業者はわざわざLINE交換を持ちかけてくるのでしょうか。
メッセージのやり取りであれば、マッチングアプリ上でもできます。わざわざ、LINEを活用する必要はありません。
それは、マッチングアプリから退会させられることを避けるためです。
マッチングアプリの規約では、援交・援デリの営業や、外部のアプリ(サイト)への誘導などは禁止されています。
例えば、以下はあるマッチングアプリの規約の一部です。
しかし、マッチングアプリの規約は、マッチングアプリ上で起きたことにしか適用されません。
つまり、LINEに誘導してしまえば、退会を免れながら悪事を働くことができてしまうのです。
このように、業者がわざわざLINE交換を打診してくるのは、マッチングアプリからの退会を免れるためです。
まとめ:マッチングアプリで女性からLINE交換は業者?見分け方を解説
今回は、マッチングアプリで女性からLINE交換を申し出てくるのは業者なのか、その見分け方を解説しました。
女性からLINE交換を持ちかけてきたからといって、100%業者とは断定できません。なぜなら、積極的な一般女性もいるためです。
ただ、相手が以下のいずれかに該当する場合、業者である確率が極めて高いと言えます。
・プロフィールにLINEを掲載している
・1〜2通目のメッセージでLINE交換を持ちかけてくる
・プロフィールやメッセージに性的な表現がある
よって、こうしたタイプの女性からLINE交換を打診されても、応じないようにしてください。
僕の発信が、ほんの少しでも役に立てば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。